‘参列側’

密葬とは

密葬とは、身内だけで行う葬儀のことです。
一般の方がたは呼びません。

もともとの「密葬」の意味は、本格的な葬儀、社葬や、本葬などの前に、
親族だけが集まって、火葬をすること、でした。

けれど、時代が流れていくにつれ、
本葬の部分が簡素化、もしくは省略されていき、
密葬だけを行う場合が多くなってきています。

密葬を行う際に気を付ける点は3つあります。

1つ目は、どの範囲まで知らせるのか?ということです。
親戚、友人、など交流のあった方々へどのように知らせていくか、
その点を気を付けなければなりません。

あとあと、知らせがなかった、ということで
責められることもあるので慎重に決めましょう。

また、密葬とはいえ、自宅で行う場合には、
近所に住んでいる人が弔問に訪れる可能性もありますのので、その点も注意が必要です。

2つ目は香典を受け取るか、受け取らないかという点です。

受け取らないと決めたのにもかかわらず、断りきれなかったということも
時々あります。

受け取る、受け取らない、どちらに決めたとしても、
方針を変えないで行くことが大切です。

3つ目は死亡通知をどこまで知らせるかというところです。
密葬が終わった後、亡くなったことを知って弔問に訪れる方もいらっしゃいます。
その際はどう対応するのか、という点を考えておきましょう。

密葬の場合は、新聞の死亡記事への掲載は控えましょう。
新聞記事を見た人が訪れたり、連絡が入ったりすると
身内だけで葬儀を行うことが難しくなります。

女性の準礼装(洋式)

葬儀告別式に参列する際、
一般の会葬者としての立場ならば、準礼装の喪服を着まyそう。

なるべく目立たないデザインのものが好ましいです。

胸元が大きく開いたものなど、肌が大きく出るものは避けた方がいいです。
ただ、冬場は喪服だけでは寒くてたいへんですね。
その場合は防寒対策としてのコートの着用はかまいません。

コートの色も、黒やグレーを選びます。
毛皮や革のものは避けます。それらは、殺生を意味するためです。

髪が長い場合は黒いゴムなどでまとめておきましょう。
髪飾りは使用しないのが良いですが、もし必要ならば黒を選びましょう。

–まとめますと–

服装は華美でない黒いツーピース、ワンピース、スーツ。
ハンドバッグは手に持つタイプで布製。光沢のないものにします。
革製のものは避けます。
アクセサリーはパールネックレスなどを1つにします。
足元はストッキング黒かナチュラルなもので素肌を出さないようにします。
靴はヒールがある飾りのないものにします。
髪型はすっきりまとめあげます。

病気で亡くされたお宅へのお悔やみ

現在は、闘病の末に亡くなる場合がとても多いです。
長い間の闘病、長期療養の末に亡くなる方もいらっしゃいますし、
入院期間が短い場合もあります

長い間、寝たきりでいた場合には、
家族は看病で疲れている可能性もあります。

そういう場合には、亡くなられたことを悲しく、また、残念に思う気持ちだけでなく、
ほっとして、そのような言葉を口にしたくなるかもしれません。

ですが、このような場合も、やはり、
弔問側が口にすべきではありません。

看病は大変でしたでしょうね。
というような、遺族を思いやる言葉をかけましょう。

お悔やみの言葉の例

心からお悔やみを申し上げます。
御尊父様にはご養生の甲斐なくご逝去なさったとのことで、
皆様の心中お察しいたします。

お年寄りを亡くしたお宅へのお悔やみ

お年寄りを亡くしたお宅への弔問の際の心構えです。

亡くなられたのがお年寄りの場合でも、
「大往生ですね。ご本人もまんぞくされているのではないでしょうか?」
などという言葉を口にすることは、とても失礼です。

こういうことは、遺族が話すことであり、
弔問客側が言うものではありません。

「もっと長生きしていただきたかったのに、とても残念です」
このような言葉を使うことが、礼儀です。

最近は高齢化が進んでいます。
配偶者がなくなり、ひとり残される方もいらっしゃいます。

そのような方の思いへの、配慮が大切です。

お悔やみの言葉の例

このたびはご愁傷様でした。
○○様にはもっと長生きをしていただきたかったのに、
残念です。
心からお悔やみ申し上げます。

お悔やみを述べる お子様を亡くしたお宅へのお悔やみ

お子様をなくされたお宅の悲しみは、計り知れません。
弔問をする際には、同じくらいの年の子供を連れていくことは、避けます。

そして、子供に関することを話すようなことも、
絶対に避けましょう。

遺族の悲しみを増やしてしまうことになりかねないためです。

ただ、亡くなったのがあなたのお子さんの同級生だった場合。
子供のお友達だった場合は、連れていくこともいいでしょう。

また、なくされたお子様が高校生以上であった場合、
子供たちが仲よくしていて、また、親も知らない方ではないような場合は、
子供本人だけ、一人で行かせてもよいでしょう。

中学生以下の場合は、あなたも一緒に行った方がいいと思います。

お悔やみの言葉の例)

○○ちゃんがなくなられたと聞きまして・・。
急いで、参りました。
こんなに悲しいことはありません。
心中お察し致します

遺族へのお悔やみについてのまとめ

遺族との親しさにより、どのような行動をとればいいのかが変わってきます。
以下にまとめますので参考にしていただければと思います。

◆故人と親しい友人、会社の部下、同僚の場合

お悔やみを述べた後「「何かお手伝いできることはありませんか?遠慮なくお申し付けください」
と申し出ましょう。

◆近所での親しい付き合いがあった場合

すぐに訪れて雑事を手伝ってあげるとよいでしょう。
また、相談に乗ってあげましょう。

親しければ親しいほど、
お悔やみの言葉が、ぎこちなくなってしまいがち。
言葉はなるべくすくな目に挨拶をしましょう。

◆遺族と初対面の時

自己紹介をしたあと、お悔やみを述べます。
控えめな態度が望ましいです。

◆お年寄りを亡くした遺族への弔問の場合

「長生きなさったのですからおめでたいですね」
「大往生でよかったですね」

などという言葉は決して使ってはいけません。
家族を亡くした悲しみに暮れる遺族への何の励ましにもならないためです。

◆子供を亡くした遺族への弔問の場合

同じ年頃の子供を連れての弔問は避けましょう。
遺族を悲しませてしまいます。

◆事故で無くした遺族への弔問の場合

なぜ、亡くなられたのか?
死因、事故の様子などを訪ねることはマナーに反します。

こちらから聞くようなことは避けましょう。

弔問のときに注意すること

弔問に訪れたときには、長居は出来るだけ避けましょう。
故人との対面が終わり、しばらくしてから、
喪主に挨拶をして引き取るようにしましょう。

なぜなら、遺族は家族がなくなった時のショック、
また、闘病の末に亡くなられた場合は、看病疲れもあり、

心と体の面でとても疲れている場合が多いのです。

ですから、弔問に訪れたときには、
遺族への配慮をして長居をしないようにするのがマナーです。

つい、思い出話を長々と続けてしまいたくなりますが、
それでは、悲しみを増やすことになりかねません。

親族など、手伝いをする場合以外は、早めに帰りましょう。

また、取り急ぎ弔問をした際には、
お香典、お供物は持参しないのが普通です。

受付の準備が済んでいない場合もありますし、
また、早々に香典を持って行くというのはまるで予期していたかのようにも見えます。
それでは、失礼に当たります。

ですから、お香典やお供物は、
あらためて通夜や葬儀の際に持参するようにしましょう。

故人と対面するとき

喪家に弔問に伺った際、遺族から、「ぜひひと目会ってやってください」などと言われた場合は、
「ありがとうございます。」とあいさつをして、故人と対面をさせていただきましょう。

故人との対面は自分から言い出すことは避けます。
すすめられたときに、させていただくのがマナーです。

遺族は突然のことで、故人の顔を見てもらいたくない・・・という
心境になっていることもあります。
ですから、遺族の気持ちに配慮しましょう。

ただ、どうしても対面したいという時には、
あなたと故人、そして遺族との関係の深さを考えてみて、
遺族に声を掛けてみることもできます。

対面の作法ですが、
まずは故人の枕元に近づき星座をします。

そして両手をついて一礼。
遺族が白布を取ってくれるのを待って、対面します。
両手は膝の上に置いたままでしばらく顔を見、

その後、座ったまま少し下がって、遺族に一礼、
退席します。

対面のときには話し掛けるよりは、
じっと無言のままの方がよいでしょう。

通夜の場は、自分ひとりだけではありません。
取り乱したり、遺体に触れたりするのは、いけません。

もし、気持ちの整理がついておらず、
遺体と対面したときに
取り乱したり、大声を上げたりしてしまいそうなときには、
遺族に失礼にならないようにお断りすることも考えましょう。

お通夜の前に弔問するときの心構え

近親者、特に親しい間柄の方がなくなった場合は、すぐに駆けつけます。
その際の服装は、平服なままで構いません。

喪家に着き、遺体が安置されている部屋に通されたら、
遺族に向かって、一礼して
「この度はご愁傷さまでございます」などのお悔やみの言葉を言いましょう。

訃報を受けた後すぐに駆けつけた場合、
まだ喪家が、取り込み中の場合もあります。
もし、そういうときには、喪主や遺族を呼び出さず、
玄関先に出てきた人に向かってお悔やみの言葉を短く簡潔に伝えましょう。

そして後日改めて、訪れるようにしましょう。

もし、駆けつけた後手伝いができるという時には、
遺族に申し出るようにします。
そしてそのまま喪家にとどまり、仕事を手伝います。

手伝いができない場合には、お悔やみの言葉を述べた後
お通夜のときにもう一度訪問するようにします。

服装については、さきほども話しましたように平服でいいです。
まだ、祭壇もできていない、遺族も喪服に着替えていない、という可能性もなります。
そのような時、弔問側が喪服ですとかえって失礼な場合もあります。

ただし、派手なアクセサリーなどは禁物です。
出来るだけ落ち着いた服装を心がけましょう。

もしも外出先で訃報を受けた場合、その服装が合わない場合には、
一度帰宅して、着替えてから出かけるようにするといいです。

弔電を打つ場合

訃報が届いたにもかかわらず、すぐ弔問できない、という場合。
お悔やみの手紙を書くのではなく、弔電を打つという方法もあります。

弔電を打つ時には、
「115」(局番なし)に電話を掛ける方法
NTTの支店や営業所に出向く方法
また、インターネット(NTTのD-MAIL)があげられます。

支店に出向く場合には、営業時間内にうつ必要があります。
電話の場合は午前8時~午後10時までに申し込みます。

インターネットの場合は24時間いつでも申し込めます。

どのようなメッセージがいいのか、と悩む場合には、
弔電用の文例を選ぶとよいでしょう。

また、自分で心をこめて作るのも良いでしょう。
弔電は告別式で読む場合がありますので、
必ずあなた(発信人)の名前を通信文の終わりに入れるようにします。

宛名は喪主です。もしわからない場合は「故●●様 ご遺族様」という形にします。
送り先は自宅か斎場です。

葬儀の前日までには届くようにします。

電話で打つ場合には、
あらかじめ打つ内容を考え、相手の住所やお名前をメモしたものを用意します。
そして、115に電話をします。

オペレーターに自分の電話番号と名前を伝えた後、
相手の住所とお名前を伝えます。

その後、電文をゆっくりと読み上げます。
漢字、ひらがな、などもしっかり伝えましょう。

発信人の名前を入れたいときには続けて、名前を伝えます。

最後にオペレーターが、相手の住所、お名前、電文を復唱するので、
確認して終了です。

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