葬儀後の手続き

ご葬儀後の主な手続き

  • 世帯主の変更届 14日以内
  • 国民健康保険資格喪失届 14日以内
  • 年金受給停止手続き 10日以内
  • 介護保険の資格喪失届 14日以内

これらは期限がとても短いです。葬儀後一番初めにしましょう。
期限内に行わないと、よけいな手間がかかってしまうこともあります。

  • 所得税準確定申告 4カ月以内
  • 医療控除手続き 4カ月以内
  • 相続税の申告 10カ月以内
  • 相続の放棄 3ヶ月以内

税務関係の手続きも忘れずに行いましょう。まだ時間があると思っていても、時の経つのはあっという間です。
できるだけ早めに済ませることをお勧めします。

  • 葬祭費の請求(国民健康保険より) 2年以内
  • 埋葬料の請求(健康保険より) 2年以内
  • 家族埋葬料(健康保険より) 2年以内
  • 遺族基礎年金の請求(国民年金・厚生年金) 5年以内

公的補助金も忘れずに給付申請をしましょう。一定額が給付されます。
加入されている保険により手続きが異なります。

  • 不動産の所有権移転登記の手続き
  • 自動車保険車両の名義変更
  • 借家・借地の名義変更
  • 電気・ガス・水道・電話などの名義変更
  • 公営住宅の名義変更
  • 銀行・郵便貯金などの名義変更
  • 株券・債券・社債・国債などの名義変更
  • ゴルフの会員権の名義変更
  • 個人事業の名義変更

このような手続きはつい忘れがちになってしまいます。
該当するものがある場合はできるだけ早めに解約しましょう。

  • 携帯電話の解約
  • インターネットの解約
  • リースやレンタル契約の解約と返却
  • 個人名義の貸金庫の開扉・解約
  • キャッシュカードの返却
  • 各種会員証の解約・返却または破棄
  • クレジットカードの手続き
  • 消費者金融の手続き
  • カードローンの手続き

このようなものは、気がつかないでそのままにしていると会費を請求されたり、相続にも関わってきたりもしますので、確認して手続きするようにしてください。

手続き窓口や必要書類、その他の手続きにつきましても東京葬儀式社がご案内させていただきます。

種類請求期間窓口印鑑住民票戸籍
抄本
戸籍
謄本
死亡
診断書
その他必要書類備考
国民年金死亡一時金2年以内市区町村年金手帳(死亡者)加入者が死亡し何の年金も受けられない時に
寡婦年金5年以内市区町村年金手帳(夫)老齢基礎年金を受けられるご主人が年金を受けずに死亡した時に
遺族基礎年金5年以内市区町村年金手帳(死亡者)加入者であるご主人が死亡した時残された妻子または子(18歳未満)に
厚生年金保険遺族厚生年金5年以内故人の
勤務先
年金手帳(死亡者)加入者が死亡した時その人に生計を維持されていた者に
健康保険埋葬料2年以内故人の勤務先被保険者証扶養を受けていた者に対し
埋葬費2年以内故人の勤務先被保険者証
埋葬費用書類
身寄りのない被保険者が死亡し実際に葬儀を行った者に対し
家族埋葬費2年以内勤務先被保険者証扶養者が死亡した時に
国民健康保険葬祭費2年以内 市区町村保険証
葬儀社の領収書
労災保険葬祭料2年以内勤務先業務上の事故・傷病で死亡した時に葬儀を行った者に対し
遺族補障給付5年以内故人の
勤務先
業務上の事故・傷病で死亡した時に
簡易保険保険金5年以内郵便局保険証・領収書
銀行預金保険金銀行相続人全員の印鑑証明書
遺産分割協議書
除籍謄本・通帳
金融機関が死亡事実を知った時は相続手続き完了まで支払いは停止される
提出書類は1ヶ所につき各1通
郵便貯金名義書換郵便局戸籍謄本または
相続したことを証
明する書類・通帳
不動産名義変更登記所遺産分割協議書手続きの期限はないがなるべく早めに

ご仏壇 ご位牌 墓石(ぼせき)のご用意

  • 白木のご位牌は四十九日までご自宅の中陰飾り台に安置します。
  • 本位牌は長年供養していくためのご位牌です。

ご葬儀や野辺送りの際に使われる、仮の位牌が白木位牌です。
こちらはご葬儀の終了後、四十九日までの間、中陰飾り台に安置します。

本位牌は、御仏壇に安置され、末永く供養されていくためのご位牌です。
漆を塗り、金箔や金粉などで飾った位牌である塗り位牌が一般的です。

ご先祖様のご位牌がたくさんおありになる場合には回出位牌をご用意することもあります。

また、浄土真宗では位牌を用いません。
忌明けの際には白木の位牌は菩提寺にて供養を行っていただきます。

  • ご遺骨は一周忌までに納骨します。
  • ご法要の際に納骨式を行うことが一般的です。

ご用意いただくもの:埋葬許可証、ご印鑑

ご遺骨はご自宅にて安置したのち、納骨をします。
四十九日、百か日、一周忌などの法要の際に納骨式を行うのが一般的です。

納骨の際には、埋葬許可証とご印鑑が必要ですのでご準備をお忘れなく。

納骨式ではご親戚や、故人と親しくしていたご友人などにお集まりいただいて、行います。
菩提寺の僧侶に執り行っていただきます。

御仏壇は御本尊や花立、香炉などの仏具ともに四十九日の法要までに準備します。
長い間使っていくものですから、信頼できる御仏壇店でのご用意されることをお勧めします。

ご不明な点はどうぞお尋ねください。

ご法要について

仏式では、お亡くなりになって七日ごとに忌日法要を行います。
初七日はご葬儀の後にそのまま行うことが一般的になっています。

四十九日法要は、来世の行き先が決まるとされる、一番大切な日です。
この日に故人さまが極楽浄土に行けるようにと、法要を営むのです。

またキリスト教では、肉体の死は神とともにあることということになり忌明けの儀式はありません。

関連記事

PAGE TOP