葬儀後にすべきこと

ご葬儀が無事に終わり、ほっとしている間もなく、
するべきことはたくさんあります。

お骨を安置した部屋は、忌明けまではそのままに、
ほかの部屋を片付けます。

葬儀の後は、不幸を後で知ったという方が弔問に訪れる場合もありますので、
華美な飾りなどは控えておきます。

仕出し屋などで借りた食器類は確認して返却します。
また、道案内や、表示板も片付けていきます。

葬儀の翌日には、遺族、近親者とともにお寺に参り、
お経をあげていただきます。

もし、お通夜、葬儀当日にお布施を渡していない場合には、
この時に渡すとよいでしょう。

金額は規定がある場合もありますが、
ない場合には葬儀社に聞いての情報や、
檀家総代に聞くなどして決めます。

また、戒名に関するお礼も渡しましょう。

葬儀社からは、葬儀終えて2~3日たったころに
請求書が届くことと思います。

明細の内容と金額を確認し、指定された方法で支払いを済ませます。
遅くとも1週間以内には済ませるようにしましょう。

葬儀でかかったものの領収書は、
遺産相続での相続税の控除の対象にもなりますし、
正確に細かく記載し保管しておきましょう。

お寺へのお礼でも、領収書が必要なことを告げ、書いていただくことをお勧めします。

環骨勤行とは

環骨勤行(かんこつごんぎょう)、という言葉をご存知ですか?
聞きなれないという方が多いのではないでしょうか?

還骨(かんこつ)は、故人が火葬を終えて、
骨に還りましたよ、という意味です。

骨に還った故人を、後飾り祭壇のあるところまで、
お迎えする時行われるのが「環骨勤行」です。

この儀式は自宅にて行います。

火葬場でだびに付された後、
帰宅し、僧侶にしていただきます。

僧侶の読経が流れる中で、参列者は焼香をしていきます。
(僧侶は不在で、焼香のみという場合もあります。)

後飾り壇には、遺影、位牌、線香、ろうそくを置き、
供花やお供物も用意します。

後飾りの用意につきましては、
火葬場を霊柩車が出発した後に世話役がすることになりますが、

葬儀社に任せることもできます。

PAGE TOP