お仏壇・お墓について

お仏壇は、

お葬式を終え、四十九日や一周忌の際に仏壇をご購入になる方が多いです。

仏壇には故人をしのぶ場、また供養する場としての役割があります。
そして、法要やお盆の際に、宗教的な儀式をする場にもなる、大切なものです。

どんな仏壇を購入したらいいのか、種類、形式は、宗派ごとに地帯ます。

お値段も幅広いのでどうしたらいいのか?と
迷ってしまうかもしれません。

いずれにしても、故人の信仰と予算をしっかりと考えて、購入されることをお勧めします。

仏壇には、花立、香炉、燭台を必ず用意しなければなりません。
この3つを合わせて、三具足と呼びます。

さらに、ご飯を備えるための仏飯器や添え物をのせるための高杯や
鈴があればいいですね。

御本尊は宗派ごとに違いますので、菩提寺に相談なさるとよいでしょう。

少し前までは、どの家庭にも仏間がありました。
そして法要も、自宅で行うことが多かったです。

昨今は住宅事情にもよりまして、特別に仏間を設けることが
できない場合もあります。

そういった時には、
リビング、ダイニング、など家族が集まる場所に仏壇をおくのがよいのでは?と
考えます。

お墓について

お墓を建てるのは、亡くなられてから何日以内・・などという
決まりはありません。

葬儀後にお墓を建てるのでしたら、四十九日や一周忌、三回忌、など
法要に合わせて、というケースが多いです。

先祖代々の墓地がある場合は、四十九日までに建てることが一般的です。

また、生前、購入していた場合も同じくです。

墓地がまだ、定まっていない場合のご遺骨ですが、
自宅に安置したり、また、菩提寺で預かってもらったりします。

お墓は、ただ建てるだけではありません。
お墓がに新しい墓石が据え付けられてから、
開眼法要を営みます。これによって、墓石が宗教上のお墓になるとされています。

お墓は、故人やご先祖様をしのぶためのよりどころ、となる場所です。

ゴミを取り除いたり、周囲を掃き清めたり、など、
常に清潔にしておきたいものですね。

お供えには、故人が好きだったものを備えるのが普通です。

お彼岸のお墓参りについて

お彼岸は、春分の日、秋分の日を中日にして、
前後1週間のことを言います。

そもそも、お彼岸とは何かと言いますと、
あの世への入り口にある三途の川の向こう岸のことです。

祖先が無事に、あちら側、彼岸へ渡ることができますように、
と、願って供養を行うのです。

彼岸は1週間ありますが、
最初の日を「彼岸の入り」と呼びます。
最後の日は「彼岸の明け」と言います。

お彼岸のお参りには、花やろうそく、線香などを持って行きます。

彼岸という行事は、他の仏教国にはありません。
日本独特のものです。

この背景には、、種まき、収穫の時期でもあることから、
自然や、ご先祖様に感謝の念を抱き祈る、
そのような気持ちにつながり、大切な行事とされるようになったようです。

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